近年よく聞く生活習慣病の主なものに、高血圧、高脂血症・糖尿病があります。これらの生活習慣病は内臓脂肪が蓄積されているとかかりやすくなり、複数のものを併発すしやすくなります。ひとつひとつが病気と診断できない軽いものだったとしても、動脈硬化に結びつきやすくなります。そのような生活習慣病の予備軍の状態をメタボリックシンドロームといいます。
近年日本人の食生活は高脂肪・高蛋白の欧米型の食事に変化してきました。また、外食をとる機会も多くなってきました。
摂取するエネルギーは昔に比べてずいぶん多くなってきています。しかし、人間は年をとるごとに新陳代謝の働きがにぶくなってしまい、消化が不活発になります。そのため、消化しきれなかった分が内臓脂肪をして蓄積されていくのです。
メタボリックが危険視される理由は、これが動脈硬化による循環器の病気(心筋梗塞や脳梗塞)に直結するからです。
これらの病気はある程度進行しないと発症しにくいですし、命の危険につながるものでくぁるところがこわい点です。
心筋梗塞は冠動脈の動脈硬化によって血管が詰まりかけたり詰まったりすることが原因で起きる病気です。
血管の内側にコレステロールが張り付き、それがたまって塊になってしまうことを粥状(じゅくじょう)硬化といいますが、
この塊が破れ、中からドロドロな状態の脂肪の塊が出てくると、これを修復するために血小板が集まってきます。
こうなると更に大きな塊となって血管内腔を塞ぎ、心筋梗塞を招くことになります。